志田雄二について

プロフィール

志田 雄二(テノール歌手)

1980年3月10日生まれ。東京都千代田区出身。地元の淡路町小学校、練成中学校を経て、東京芸術大学卒。

ピアノ講師の母のもと、幼少期よりピアノに触れる。ピアノを池田和子氏に師事。

また、兄・志田雄啓が東京少年少女合唱隊に入隊したことをきっかけに、11歳の時に自身も同隊に入隊。同隊はクラシック音楽や教会音楽を得意とする日本有数の児童合唱団で、自身も幼い頃からNHK交響楽団やウィーンフィルハーモニー交響楽団など国内外数多くのオーケストラと共演し、アメリカやイギリスなど様々な国に演奏旅行をした経験を持つ。

17歳の時、音楽家となることを志し、声楽レッスンを開始。その後、洗足音楽大学を経て、2001年東京芸術大学音楽部声楽科に入学。

同大学在学中から、テノール歌手として、数々のオペラや舞台に出演。オペラでは《魔笛》タミーノ、《コジ・ファン・トゥッテ》フェランド、《ドン・ジョバンニ》ドン、オッターヴィオ、《椿姫》アルフレード、《愛の妙薬》ネモリーノ、ベートーヴェン《第九》、ヘンデル《メサイヤ》など数多くの役をこなす。

また、東京を中心とする中堅・若手声楽家を集めた「東京オペラシンガーズ」にも参加。故・小澤征爾やリッカルド・ムーティといった名高い指揮者らと数多く共演し、国内外の音楽祭にも多数出演している。

2023年の東京・春・音楽祭では、「リッカルド・ムーティ イタリア・オペラ・アカデミー in 東京」において、オペラ「仮面舞踏会」のソリストとして抜擢。ムーティとの共演を果たした。

2010年頃から自身の出身である、東京少年少女合唱隊で講師を務める。若き後進の育成に精力的に取り組んでいる。

兄で同じくテノール歌手の志田雄啓がプロデューサーを務める「ちよだ芸術祭」プロジェクトに2017年の発足当初から参加。2023年、同プロジェクト内に発足した児童合唱団「ちよだピッコロ児童合唱団」の常任指揮者に就任。自身の児童合唱の指導経験を活かし、ふるさとである東京都千代田区の発展に貢献すべく尽力している。

さらに、「ちよだ芸術祭」で活動する芸大出身のオペラ歌手グループ「アンサンブル歌宴フェス」に所属。小学校や福祉施設を訪問するなど、音楽を通じた地域貢献活動にも積極的に参加している。

出演作品情報(2024年)
公演日公演名
2024.11.01志田雄二 愛と感謝のディナーショー&はじめての終活講座
2024.09.14,16リッカルド・ムーティ指揮《アッティラ》(演奏会形式/字幕付)(東京オペラシンガーズ)
2024.09.12リッカルド・ムーティ presents 若い音楽家による《アッティラ》(演奏会形式/字幕付)(東京オペラシンガーズ)
2024.09.07ちよだ芸術祭 サマーコンサート(「ちよだピッコロ児童合唱団」指揮者、男声ソリスト)
2024.08.06広島交響楽団 2024「平和の夕べ」コンサート(東京オペラシンガーズ)
2024.04.11,14東京・春・音楽祭2024 「ラ・ボエーム」(演奏会形式/字幕付き)(東京オペラシンガーズ)
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